A星(あぼし)タイムズ掲載紹介

A星(あぼし)タイムズ発行のミニコミ誌「街の和 人の輪」にて、連載されている記事の紹介です。
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56回 12月 〜ウサギとカメ〜

  みなさんよく御存じの「ウサギとカメの話」は、室町時代後期に日本に入り明治時代の教科書に採用された時点で広く知れ渡ったイソップの寓話で、油断しないことやコツコツ努力することの大切さを伝える教訓として、今でも様々な場面で語り継がれています。


  日々の学習指導の中でいつも感じることは、どの生徒の中にも、ウサギとカメの部分が存在するということです。これは学力だけではなく精神的な部分も含めて言えることで、ウサギが得意分野ならカメは不得意分野です。全てに万能ということは決してなく、必ず長所と短所が混在しています。


  当ゼミでは、個別指導形式の利点を最大限に生かしながら一人一人に即応したカリキュラムを作成しているので、得意な分野はより強く、不得意な分野では、一歩一歩前進し克服出来るような粘り強い指導を可能にしています。


  そして、生徒一人一人の能力を最大限に引き伸ばしてまいりたいと考えています。


55回 11月 〜国民総幸福度〜

  今秋、ブータン国王が結婚されました。その祝賀行事で演奏されたお祝いの歌は、JICA(国際協力機構)から派遣されている日本人が作曲し、作詞についてもその知人の日本人が担当され、世界を舞台に活躍している日本人にとても感動致しました。


 

  このブータン国はヒマラヤの山岳国ですが、約40年前の1972年から、国王自らが国民総幸福度(GNH)を提唱し具体的な政策を実施している国で、国勢調査においても国民の9割以上が「幸せである」と回答し、世界第8位でした。 因みに、我が国は第90位でしたが、2010年の国民総生産(GNP)から見ると日本は第3位なのに対してブータン国が第161位で、必ずしも経済的な豊かさと幸福度は一致しないようです。


  龍門ゼミでは、日々の学習指導を通じ、学力に加えてそれぞれの夢を実現するために必要なスキルも習得し、将来「幸せである」と感じられるような人に育ってほしいと願っています。


54回 10月 〜高校受験〜

  兵庫県教育委員会から来春の高校進学希望調査が発表されました。


  今年の特色としては、進学希望率が過去最高の97.9%に達したことと、景気状況を反映し就職に有利と言われている工業科の割合が高くなっていることが挙げられます。


  また、10月下旬には来年度の定員が発表される予定で、公立高校の全日制では希望者87%に対して定員は約70%程度に止まる見込みで、特に上位校においては定員を大幅に超過するのが実情で、まず「志望校に出願出来る学力」を身に付けることが大変、重要となります。


  龍門ゼミでは、この時期を高校受験指導の重点時期と位置付けて、保護者との教育相談を実施しています。  生徒一人一人の成績を詳細に分析し、高校卒業後の希望も確認しながらラストスパートに最適な学習カリキュラム及び指導方針を決定しています。


  受験という関門を迎えるに当たり、『最後まで、自分の目標に向かって全力で努力することの大切さ』を身に付けて欲しいと願っています。 そして、その経験は『生きる強さ』となり、将来、必ず役立つものと確信しています。


53回 9月 〜思考の整理学〜

  今回の厚生労働省の発表によると、正社員でない労働者の割合は39%に達し、前回の調査よりも増加しているそうです。自分の都合の良い時間帯に働きたいという非正規雇用も含まれてはいるものの、そこには正社員として働ける会社が減少したという現実があるようです。


 

3年前に、東大・京大の大学生協で一番購読された本は、外山滋比古先生の「思考の整理学」でした。その最終章には、コンピューターが人間なら何十人、何百人も掛かる仕事を一台でこなしてしまうと指摘された上で、「これからの人間は、機械やコンピューターの出来ない仕事をどのくらい出来るかによって、社会的有用性に違いが出てくることははっきりしている」と書かれています。


 

当ゼミでは、ただ単に覚えることを教えるだけではなく、それぞれの目標に到達するにはどのような能力を磨く必要があるのか?ということも大切に考えたうえで学習内容を決定し、問題に取り組むという方式も構築し対応しています。


 

先生が直接、個別指導することによって「機械に真似のできない創造性」をベースにした学力を身に付け、自ら未来を切り拓いていける人材に育ってほしいと願っています。


52回 8月 〜工場見学〜

  先日、奥大山にあるミネラルウォーター工場の見学に行ってきました。 3年前に操業を開始したばかりの工場には、最新鋭の設備が完備されていて、「日経ものづくり大賞」や「新エネ百選」にも選ばれる等、自然との共生を大切にする姿勢が大変高く評価されている工場でした。


 

  そして、製品の検査工程の見学で特に印象的だったのが、センサーやカメラを使った@成分A微生物B異物混入Cボトルの形状等についての厳しいチェックに加えて、さらに「官能検査」と呼ばれる、検査員自らの目、鼻、舌で異常の有無を確認する作業が実施されていたことで、その品質に対するこだわりは、とても勉強になり共感を覚えました。


 

  龍門ゼミでは、各生徒の授業管理や教材の進捗状況などを詳細に記録していますが、その一方で、直接指導によって的確に把握出来た学習状況から今後の指導方針を決定するというプロセスを日々繰り返した結果、常に高品質の授業が提供出来ていると確信しています。 そして、このこだわりだけは譲ることが出来ません。


51回 7月 〜節電の夏〜

  東日本大震災の影響から節電対策が求められており、当ゼミでも、冷房効率を高めるために教室内に扇風機を設置する等の工夫を始めています。


この扇風機の役割は、空気を強制的に循環させることによってエアコンの設置してある天井付近の温度を下げ、結果的にエアコンの消費電力を抑えるといったもので節電に有効と言えます。


  理科に「対流(気体や液体の温度が高くなると軽くなって上昇し、温度が下がると下降する現象)」という用語が出てきますが、これはまさに、その「対流」対策で、学習したことが実生活に役立つ一例だと思います。


  また、当ゼミでは自習室での勉強を推奨しています。


  分からない事についてはその場で質問出来ますし自習用教材も充実しているので、自宅のエアコンを利用せずに節電しながらも、生徒にとっては学力アップが図れるという一石二鳥の理由からです。


  龍門ゼミでは、大好評頂いている夏期講習会を下記のとおり実施致します。定員に若干の余裕がございますので、御希望の方はお早めに最寄りの教室にお問合せ下さい。


50回 6月 〜受験に向けて〜

  保護者の方や生徒からも「今の成績で行ける学校はどこでしょうか?」といった相談がよくあり、このまま受験を迎えたらどうなるの?という不安な気持ちも理解出来ますが、「まだ夏前のこの時期に、今の成績で…という仮定自体に無理があり、気が早いと感じますね。」とお答えしています。


 龍門ゼミは個別指導式のシステムで、生徒一人一人の得意な部分、不得意な部分をきめ細かく分析していきますので、例えば「君は、数学の計算の途中式を書いて計算ミスを減らそう」等というような、具体的なアドバイスが出来ることを大切に考え取り組んでいます。
 そして、「全力でサポートをするから、とにかく頑張って!そして出願の直前になって最終的な相談をしましょう!」と話しています。大切なのは、「悩んで想像してしまう」ことではなくて、「考えて行動し実現させる」ことなのです。

 当ゼミでは、「頑張って実現させる!」ことが可能となるような、生徒一人一人に対応した『夏休みの特別学習カリキュラム』の作成に取り掛かっています。


49回 5月 〜嬉しい報告〜

 先日、昔の教え子達と久々に会う機会がありました。
 仕事の様子や近況の報告などを兼ねて時々、同窓会のような形でお会いしているのですが、その内の一人(大学院(薬学部)を卒業後、一流会社の研究室勤務をされている。)から、今回、結婚相手の紹介がありました。


 私が初めて教えた時は小学生だったので、時が経つのは早いものだと痛感しながらも、とても嬉しく思いました。

 このように、指導させて頂いた生徒達が人生を着実に前進し成長されていることに触れるたびに、教育という仕事の醍醐味を感じることが出来ます。


 龍門ゼミで勉強している生徒達の輝く未来のために、全力で日々の指導に取り組んでまいりたいという決意を新たにした出来事でした。
48回 4月 〜がんばろう日本〜

 このたびの東日本大震災により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。


 人生、順風満帆であれば、それに越したことはないのでしょうが、やはり想定外の困難に遭遇してしまうこともあると思います。


 そこで、私達は受験指導を通じて「乗り越えるべき問題に対して正面から立ち向かい、自ら考えて行動すること」の大切さを伝え、工夫と努力の積み重ねによって難局を乗り越えることの出来る“人間力”のある生徒に育てていきたいと考え、スタッフ一同、日々の学習指導に全力で取り組んでいます。


47回 3月 〜アクセルワーク〜

 昨年末に、エンジンとモーターを組み合わせて走るハイブリッドカーに乗り換えました。


 これは、アクセルの踏み方に対応してエンジンが始動したりモーターで走ったりする仕組みなのですが、従来の発想とは異なる運転方法で燃費が良くなることに気付きました。


 ガソリン車では、出来る限りアクセルの開閉を一定に保つことで燃費を改善してきましたが、逆にハイブリッドカーでは、モーターの利用時間を多く確保するための細かいアクセルワークが要求されています。環境面からも、車の特性を掴んだ効率の良い運転方法を心掛けようと思っています。


 生徒指導の面においても、一人一人の個性を掴みながら、当ゼミの特性を最大限に生かした、きめ細かい指導を徹底し、志望校合格を現実のものにしてまいりたいと考えています。


46回 2月 〜将来像〜

  入試シーズンも本番に突入しました。龍門ゼミ生も、中学受験から大学受験に至るまで全ての入試に挑戦していますが、特に大学受験指導には幅広い判断が求められています。


 全国には700を越える大学があり、その入試は学科ごとに複数の日程で行われるので、膨大な受験パターンの中から、ベストなパターンを選択することになります。


 単純に合格しやすい大学を選び、安易な方向に流れてしまうことは、進学後に後悔することも大いに懸念されるので、迷っている受験生には何度でも時間をかけて、色々なパターンをシュミレーションしながら納得いくまで検討することにしています。


 もちろん、色々な想いが交錯し葛藤が生じるのは当然ですが、その中で大切に考えているのは、生徒自身の10年後・20年後の将来像を強くイメージしてもらうことです。


 それは、自分の夢をはっきりと抱き実現したいと強く望んだ生徒ほど、合格への距離も近づいてくるからです。


 当ゼミで学ぶ生徒たちが、私達の教育理念である「輝く未来を君の手に!!」を掴みとれるように、一人一人を大切に考えた進路指導を実施してまいりたいと考えています。



45回 1月 〜明るく・元気に〜

 年末に、友人宅で行われた恒例の餅つきに参加致しました。

 杵と臼を用いた昔ながらの餅つきでなかなか大変ではありましたが、お手伝いの小中学生にとってはとても新鮮だったようで、一所懸命にそして楽しく参加していたのが印象的で、日本の伝統文化を守るという観点からも長く続けていかれるよう望んでいます。

 つき上がったお餅は、お正月に頂きました。格別に美味しく力も湧き出るような感じで、今年一年も全力で頑張っていこうという決意がみなぎりました。

 龍門ゼミが日々大切に考えていることの一つに、「明るく・元気になる授業」というのがあります。これは、当ゼミで実力を養い自信を付けることによって、生徒たちが明るく元気に過ごすことが出来ると信じているからです。そして、その積み重ねの先には、志望校への合格という輝かしいゴールが待っています。

 龍門ゼミの授業を受けることで「明るく・元気になる」、そんな教室運営、生徒指導が実施出来るよう全力で取り組んでまいりたいと考えています。