A星(あぼし)タイムズ掲載紹介

A星(あぼし)タイムズ発行のミニコミ誌「街の和 人の輪」にて、連載されている記事の紹介です。
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68回 12月 〜@PS細胞〜

 今年のノーベル医学賞に、京都大学の山中教授が受賞されました。


 教授は手術等の医療行為は得意でないと痛感し研究者の道に進んだが、苦労の連続と愚直ともいえる研究の積み重ねによって@PS細胞の開発に成功し、今回その功績が評価され受賞に至ったと話されていました。


受賞後の会見では「医療現場での実用に向けては様々な過程があり、実際に患者を救うという部分においては道半ばである。」という趣旨の発言をされ、次なる目標に向けて歩み始められている姿勢に大変感銘し、教育の仕事との共通点も感じました。


 「学問に王道なし」と言われるように、成績を上げるための虎の巻や特効薬は存在しません。
生徒一人一人の個性や状況を的確に把握し、常に適切な学習方法をアドバイスしながら、「現状に満足せず、常に高い目標を目指す」姿勢を貫徹出来るようにサポートしていくことが、成功の秘訣だと考えています。


 もうすぐ冬休みです。受験生にとってはラストスパートの時期で、栄光のゴールを目指し共に全力で邁進してまいります。

 


67回 11月 〜Made in 今治〜

 先日、経営者協会の県外研修で今治のタオル製造工場を見学してきました。


 その施設内には、タオルとは思えない「芸術作品」の域に達している製品が多く展示してあり、技術力の高さには感銘を受けました。


 また、その厳しい品質基準を満たしたもののみに、今治製タオルの「ブランドマーク&ロゴ」の表示が認められ、いざ購入して使ってみると、その吸水性や肌触りは特筆すべきもので、品質の高さは明らかに他を凌駕しているものと確信致しました。


 当ゼミにおいても、授業は当然のことながら、進路指導や教育相談等の総合的な教育サポートにおける品質をどこまで高め、「高品質」を維持出来るかが勝負と考え日々努力しています。

 


66回 10月 〜油断禁物〜

 この夏、私にとって3度目となる富士登山ツアーに参加致しました。 今回のコースは、富士宮登山口から河口湖口へと向かうもので、幸いにも好天に恵まれ宿泊先の山小屋からは名古屋までの夜景に堪能し、夜明けには御来光も拝見出来てとても感激致しました。

 

 このように、道中とても順調だったはずなのですが、下山途中に膝を痛めてしまい、何とか下山出来たものの数日間の加療を要するという状態に陥りました。
 過去に2度の経験があるという慢心から油断し、十分なトレーニングも実施しないまま参加したことが主要因だったと反省しています。 「山は謙虚さを学ぶ学校である。」と言われているように、己の気付かぬ隙を知る良い機会であったと真摯に受け止めています。

 

 これから、大学推薦入試を皮切りに受験シーズンへと突入します。 今までの豊富な受験指導経験をもとに、決して油断することなく冷静な分析及び的確なアドバイスでサポートし、満足の出来る成果を勝ち取れるようにスタッフ一同、全力で頑張ってまいります。

 


65回 9月 〜ロンドンオリンピック〜

 ロンドンオリンピックが閉幕しました。日本は史上最多のメダル数を獲得しましたが、特に団体競技での活躍が顕著であったと思います。


 その中でも印象的だったのは、銀メダル獲得後の『福原愛』選手のインタビューでした。  前回の北京オリンピック敗退後、メダル獲得には苦手なフォアハンドの強化が不可避である ことに気付き、嫌いな筋トレを粘り強く続けながら、常に自分と対峙し頑張ってきたことを話され、自分の弱点を認識し謙虚に向かい合い努力を続けることの大切さを改めて痛感致しました。


 学習面においても同様のことが言えます。自分の弱点を一つでも多く克服することが、成績アップの近道であると言っても過言ではありません。


 当ゼミでは、生徒一人一人の苦手なテーマを分析し克服出来るようにと、適切かつ的確なアドバイスをしながら日々の指導に全力で取り組んでいます。

 


64回 8月 〜梅ちゃん先生〜

 現在、放映中の「梅ちゃん先生」は、優秀な姉兄の中で失敗ばかりしていた末っ子「梅子」が医者になったという話ですが、医師である父の勇姿に感動し、自分も同じ道を志すと宣言した時には、家族の誰もがその夢を実現するとは考えていませんでした。


 しかし彼女は、挫けずに一所懸命努力し周囲の批評も跳ね返しながら、国家試験合格へと辿り着くのです。


 今回の主人公のように、「自分の目標を実現したい!!」と真剣に望む生徒の成績は、驚くほど飛躍的に向上します。


 当ゼミでは、将来どのような道に進みたいのかを確認し考慮しながら、生徒一人一人に即応した質の高いカリキュラム作りを行っています。


 そして、そのカリキュラムに沿った授業を実践することによって生徒の思いに応え、未来に繋がる「合格」を勝ち取る真の実力を養ってまいります。

 


63回 7月 〜「成績アップの夏」〜

 先月、イチロー選手が大リーグ通算2500本安打を達成しましたが、数年前のインタビュー時に「安打の数よりも多くの凡打を重ねて、多くの“悔しさ”を味わってきたことが重要な部分である。」と答えていたのが印象的でした。数々の大記録を更新してきた超一流のアスリートは、弛まぬ努力に支えられていたのです。


 学習においても同様のことが言えます。中には成績が急上昇し志望校に合格する生徒もいますが、一般的には、なかなか成績が伸びずに悩んでいるのが現実です。

当ゼミでは、この点を克服するために一所懸命サポートするのは当然のことですが、如何にヤル気にさせて成績アップを図っていくかということも、大事な使命の一つだと考えています。


もうすぐ夏休みです。成績を上げるには絶好のチャンスで、大変、大切な期間となるので、生徒一人一人に合致したカリキュラムを作成したうえで、指導方針を常に精査しながら「成績アップの夏」を実現してまいります。

 


62回 6月 〜「合唱」〜

 音楽鑑賞は私の趣味の一つですが、歌うことや楽器の演奏をするのは正直得意ではありません。

 

 中学時代の出来事ですが、合唱に参加した時に「声量はあるけれども、音程は時々外れていますね!」との指摘を受け、「何故そこまで分かるのですか?」と尋ねてみたところ、「合唱でも、1人1人の歌声を聴き分けることが出来ます。」という返答を頂き、驚嘆したことがありました。


 同様に、日々の学習指導の中においても、授業の様子や担当講師との会話内容から、現在、生徒がどのような状況にあるのかを見極めることが出来ます。


 そして、その判断に基づいて担当講師の選定やカリキュラムの見直し等、改善を図ることを大切に考えています。


 このように、当ゼミでは個別指導の長所を最大限に生かして、一人一人の状況を的確に把握し、常に効率的な学習が出来るような態勢で臨んでいます。

 


61回 5月 〜坂の上の坂〜

 最近、「坂の上の坂」という本を読みました。著者の藤原和博氏は2003年に民間校長(東京都杉並区立和田中学校)、そして2008年には大阪府教委の教育政策特別顧問を歴任された方で、テレビや雑誌などのマスメディアにも、しばしば登場されています。


 この著書を選定した最大の理由はそのタイトルに惹かれたということでしたが、人生のヒントを得、向上心を忘れないことの大切さを再認識することとなりました。


 日々の受験指導の中で、「良い学校に合格すれば、楽な人生が待っている…」等という安易な考えの生徒にも出会いますが、そのままでは将来、目標を見失い人生を踏み外してしまうという危険が潜んでいます。


 当ゼミでは、受験を乗り越えていく過程で自らの人生設計を考え、世の中の変化に対応しながら坂の上の坂を登り続けて行ける人材を育成したいと考えています。

 


60回 4月 〜開校5周年〜

 龍門ゼミは今春、満5周年を迎えました。


 個別指導方式の強みを最大限に生かし、生徒一人一人に対する、当ゼミ独自のきめ細やかな指導に専念し頑張ってまいりました。今年の受験実績は下記の通りですが、振り返ればこの5年間には様々な出来事がありました。


 どの生徒からの合格報告も嬉しいかぎりですが、開校一年目の東京大学合格(白陵高校出身)は印象的でしたし、昨年の東京工業大学(姫路南高出身)と今年の京都大学(姫路西高出身)については、二名とも開校当初からの生徒で、この大躍進した結果には大変感慨深いものがございました。


 生徒自らが目標を明確に定め、日々の努力を続けることによって、大きく成長出来るものだということを改めて再確認させられました。


 これからも、当ゼミの教育理念である「輝く未来を君の手に!!」を旗標に一層研鑽し、「夢を創造し、未来を切り拓く人材」の育成に寄与してまいりたいと考えています。

 


59回 3月 〜「京(けい)」〜

 神戸で開発が進められ今年、運用開始の次世代スーパーコンピューター「京」は、世界最速記録を保持しています。この「京」は、一秒間に1京回(1兆の1万倍)の計算をすることが可能で、これが名前の由来となっています。従来のコンピュータで1週間要していた計算を僅か半日で完了させることが出来、最先端の研究場面においてより質の高い研究・開発に繋がるものと期待されています。

 

 高い学力を習得するには応用力が不可欠ですが、それは容易なことではありません。
 応用力というものは解法を教えるだけでは身に付かず、自ら様々なシミュレーションを試行する中で閃くということが大切です。一緒に考えながら解法へとアプローチしていくプロセスこそが有効な指導方法の一つだと考えています。


 そして、「京」のような先端技術が活用出来る人材へと育成出来るよう、日々の学習指導に邁進してまいりたいと考えています。

 


58回 2月 〜反射的に〜

  今年のプロ野球も公式戦に向けたキャンプがスタートしました。
以前、このキャンプを見学したことがありますが、その中でとても印象的だったのは、プロ野球選手と言えば、特に能力や将来性を有望視された精鋭揃いのはずなのに、実際の練習内容は基本的な部分が大半で、特に、ボールに対して反射的に対応出来るような練習が重点的に行われていたことで、日々の学習と酷似していると感じました。


  真の実力を養うためには、基礎学力をしっかりと定着させたうえで多くの問題を演習しながら、多様な解法と柔軟な発想を身に付けることが肝要で、理想的なのは、試験問題を見た瞬間に鉛筆が動き出すぐらいの反射的な反応が出来ることだと考えています。


  今年の入試も本番を迎え、日頃の学習の成果を存分に発揮して合格を掴み取れるように、スタッフ一同も真剣勝負で臨んでいます。

 


57回 1月 〜絆〜

  東日本大震災や台風等の自然災害で家族の大切さを感じ、支援の輪が広がったことに加え、なでしこジャパンの活躍など、人と人とのつながりが大切であることを痛感させられる出来事が多かったことが大きな理由でした。


  また、福島の友人から届いた年賀状の短い文言からは、日常生活を普通に過ごせることへの感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を大切に過ごすことの大切さを再認識致しました。


  龍門ゼミでは個別指導専門の学習塾として、生徒が積極的に質問や相談が出来るような環境を整えることが大切であると考え、直面する課題を一つずつ丁寧に探求し乗り越えて行けるようなサポート体制も構築しています。


  そして、その中で生まれた「絆」がより強いものとなれば学習効果もさらに高まり、結果的には希望する進路の実現へと繋がっていくものと考え、スタッフ一同、全力で頑張ることを決意しています。